店舗売却(造作譲渡)の注意点

こんばんは。小泉です。

この仕事をしていると、連続して契約が流れたり悪い事が続く事があります。
正直その時は毎回毎回、「もうあかん。無理かも。」と思いますが、なんとか踏ん張り続けてもうすぐ9年になります(笑)
心が折れそうになって諦めかけたその先に、いつも良い事が待っていた様な気がしますね。振り返ると。

さて、今日は店舗売却(造作譲渡)の注意点です。
今回は出店をするために物件を探す側ではなく、お店を閉めたい人に向けた話です。

閉店を考えている方の中でも色んな理由がありますが、一番多い理由は業績不振です。

前向きな理由ばかりであれば誰も苦労しないのでしょうけども、そうもいかないのが現実の様です。

そこで業績不振のお店に多いパターンのひとつが家賃滞納なのですが、店舗売却の依頼を受けて、買手(後継テナント)が決まって家主さんの所に引継ぎの話を持って行った時に、家主さんがめちゃくちゃ怒っていて、とてもじゃないけどまともな話が出来ないケースがあります。簡単に言えば造作譲渡とか後継テナントとか言う前にまずは家賃を返せ、みたいな感じです。

そのレベルまでいってしまうとまず家主さんからの協力は得られませんので、造作譲渡の取引自体は絶望的です。とりあえず出ていってくれの1点張りです。

これが失敗のひとつのパターンなのですが、この失敗は防ぐ事が出来ます。(正確に言えば防ぐ事が出来る可能性があります。ですね。100%ではありません。)

それは我々に前もって家賃滞納がある事を教えて頂く事です。(まぁ担当者も聞かないといけませんね。聞きにくいですけど。)

微妙な話に聞こえると思いますが、私達も状況によって話の持っていき方を考えないといけません。

ここははっきりしておきたいのですが、家賃滞納がある場合と無い場合とでは、家主さんに対する交渉の仕方が全く違います。

家賃滞納がある場合は、本当は払いたいのだけどお店の経営状態が悪くてどうしても払えない事で非常に心を痛めている、という姿勢で話し合いをスタートしないといけません。
滞納家賃を払うためにやむを得ず店舗売却をして決着をつけるという選択肢しか私には残されていない、苦肉の策である。というイメージでしょうか。ここを間違えると相手はへそを曲げます。間違いなく。

会ったばかりの不動産屋にそんな事相談出来るか!という人もいると思います。私もその気持ちはよくわかります。(そして信用されない不動産屋が本当は悪いんですよ。)
でも、私等は365日通じてそんな交渉みたいな事ばかりして生活していますし、おそらくこのブログを読まれている方の中では一番慣れていると思います。

そのあたりを考えて、一度相談してみて頂いてはいかがでしょうか?
自慢話みたいになってすみません。

お問合せ・ご相談はお気軽にどうぞ。

小泉


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